月でうさぎがヒトリゴト。

たぶん大体食べものの記録。

映画、観て来ました。

3/5公開の「ローレライ」。
前情報まったく無しで、「役所広司妻夫木聡くんの映画見ない〜?」と誘われて…県南のシネコンまで行ってきました。100人ぐらいは入っていたのかなぁ?けっこう満席でした。

#あ、多少のネタバレはあります…。

ホラー&グロ系まったくだめなわたくしは、ちょっと後悔もしたわけですが、(ローレライシステムの初回起動&電池の海のギバちゃん。ギバちゃんはやっぱり秋田出身設定なのね…踊る大捜査線に引き続き…。あ、交渉人真下正義の予告もやってました。)
「…ヒロインはニュータイプか!?」
「っていうか綾波レイエヴァンゲリオン)!?もしかしたらナディア(不思議の海のナディア)??」
とか思いつつ見まして、最終的に、泣き所すべてで泣かされた感があります。(それでも落ちなかったデジャヴュのマスカラは偉いと思う。)
ただ、上川隆也は反則だと思った。あの終幕はナシでしょ…上川隆也かっこいいからいいけど…。(ぉぃ
あと、海のCGが…ちょとどうかな、と。海中シーンは、アニメーション的というか何と言うかで個人的にはそんなにイヤじゃなくて、海の上をフネが走っているシーンの海が…なんというか違和感。
(注:このカッコ内にはネタバレを含むので、読まれる際は反転をお願いします。妻夫木くんの声で「(最終作戦の前に)艦を降りた25?名は、無事にナントカ島に到着し、何ヵ月後、祖国の地を踏んだ」みたいなナレーションが入るから、折笠征人&パウラのN艦は、あの後無事に日本に生きて還って戦後を見たんだな、というのは推測できるわけですよ。だから、わざわざ“作家”(彼らの孫ってことになるのかな?)の腕にあの腕時計があるのは、蛇足っぽいなぁぁ、と。タイタニックのオチなみにビミョウでは?せめて、アメリカのビーチじゃなくて、日本の何処かにして欲しかった感じ。まあ、「終戦のローレライ」を読んでいれば別な感想になるのかもしれませんけど。

あと、腐女子的には浅倉良橘 (堤真一さん)×土谷佑(忍成修吾くん)ハァハァで正しいんですよね?私の場合ハァハァはしませんが、忍成くんの役はおいしすぎダ!
あと、パウラ役の香椎由宇さんはエキゾチックすぎて、最初に日本語しゃべった時マジでびびりました(笑

で、エンディングのクレジットまでたどり着いて…
「…なんか今、富野由悠季大月俊倫庵野秀明って単語なかったか?」
「ぇぇぇ、画コンテ協力:庵野秀明かいっ!」
「あれ?特撮が樋口真嗣さん?(注:私にとってはガイナックス作品のヒト、で特撮のヒトだとは知らなかったのです。)」
「やっぱりこういうところでは海洋堂さんが出てくるんだねー。あ、B29デザインが攻殻機動隊押井守さんだー。」
と、近頃のアニメはまったく分からない元ヲタらしい反応を心の中で致しまして。

で、最後に…、監督が樋口真嗣だったのかよ!オネアミスエヴァっつーかシンジきゅんかよっ!*1
…ね、ね、私が元ヲタだと知って、誘いました…?

*1:碇シンジの名の元ネタはひぐちしんじさんってのは、ヲな世界では有名ですよね?